一ノ瀬宗也　唐銅金箔 三瓢蓋置

銅の器肌は色に特徴があり、まるでカップに注いだブラックコーヒーのように深みがあります。
地味な色合いですが、随所に散らした金箔が全体を引き立たせていて、この蓋置に存在感を与えています。

状態は無傷完品であり、まるで未使用のように目立つ汚れもありません。
付属品は共箱としおり、共布がついており、さらに当店で薄葉紙と箱かぶせ紙をつけさせていただきました。

三代 一ノ瀬宗也

初代一の瀬宗右衛門（宗真）は明治初年頃より銅器製造し、蝋型焼型等の優れた技術の品を造り、1910年英国で開催された日英博覧会に出品受賞。
内外博覧会、文展、商工展などに出品し受賞入選しており、銅器の製造元として今日まで初代、二代、三代、四代と続いている。