立花大亀 松樹千年翠

作者 立花大亀
装丁・軸先 紙本
漆塗り
状態 やや折れがあり、掛けると内側に反るものの、本紙にシミはなし
長さ 約200cm
横幅 約39cm(軸先含む)
刻銘 「紫野 大亀」の自筆と印あり
また箱書きに自筆と花押あり
付属品 共箱・薄葉紙・保存用紙箱
価格 ¥30,000

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「松樹千年翠 しょうじゅせんねんのみどり」とは、禅において、うつろうものに目を奪われて、常住不変の真理を見失うようなことがあってはならない、と説いた言葉です。
通年掛けられますが、特に正月の席に掛けられることが多く、松が風雪に耐え、千歳の緑を保つように、常しえの繁栄と長寿を祝う語とされています。

状態はやや折れがあり(画像緑〇の部分)、掛けると内側に反ります。
反りはしばらく掛けておくことで解消されることがあります。また、通常と逆巻きに巻くことで解消される場合もあります。
シミはなく、軸先もきれいな状態です。
共箱に保存用紙箱が付属し、当店で掛軸を包む薄葉紙を用意させていただきました。

立花大亀

1899年 大阪堺市生まれ。
1921年 堺市南宗寺にて得度。
1931年 大徳寺塔頭徳禅寺住職。
1968年 大徳寺511世住持となる。以後、大徳寺最高顧問。
1973年 大徳寺山内に如意庵再興。
2005年 105才にて寂。