吉賀大雅 萩焼 菓子鉢
作者 | 吉賀大雅 |
---|---|
状態 | 使用感あるものの、無傷完品。 |
縦幅 |
約20.8cm |
横幅 |
約21.0cm |
高さ |
約5.8cm |
刻銘 | 器裏に「萩焼」の印あり。 また「松渓」の自筆あり。 箱書きと印あり。 |
付属品 | 共箱・薄葉紙・黄布 |
価格 | ¥20,000 |
商品やお値段などのご質問、お問い合わせは、下記にて受け付けております。
℡.0838-22-0987
✉hououdou@aurora.ocn.ne.jp
絵萩と呼ばれる、萩焼の菓子鉢です。描かれているのは雀と萩の花と思われます。雀の描き方には躍動感があり、今にも飛び立とうとしているかのようです。
製作された年代は大正14年~昭和前期頃と思われ、この頃泉流山窯は吉賀要作(大雅)氏が経営しており、高島北海や松林桂月、香月泰男など、萩を代表する画家が萩焼に絵付けすることが多々あったようです。
本品に絵付けをしたのは河村松渓と思われます。
時代と使用により、使用感があるものの、無傷完品です。
箱に「吉賀大雅堂」とあり、こちらは窯元の共箱となっています。
吉賀大雅
名を要作といい、泉流山窯を大賀氏から受け継いだ。
大雅と号し、煎茶器や湯呑など、日常使いの器を多く焼いたが、萩・長門を代表する画家が絵付けをするなど、際立つ作品も遺っている。
また、知る人ぞ知る名工、山県麗秀が職長を務めた窯でもある。
河村松渓
画家。おそらく萩出身と思われる。父は河部松華という画家で、この人もやはり萩焼に多く絵付けをしたという。