[05/18]毛利敬親公生誕200年記念 花江呈茶②
前回に続き、今回も毛利敬親公200年記念呈茶の報告です。


5月18日に開催させていただきましたが、この日はあいにくの雨。お客さまは少なかったものの、学生さんから外国の方まで、いろんな方たちがお茶を楽しんでいかれました。
もともとこのお茶室「花江」は、藩制時代にあった川手御殿(花之江御殿)という藩主の別邸に設けられた茶室であり、敬親公はその茶室で喫茶に事よせて格式を捨て、有能の家臣と共に時勢を論じ、国事を画策されたといわれています。
明治以降はお城も含めて続々と解体されましたが、このお茶室だけは由緒ある記念物であることを惜しんで、現在の場所に移築され、敬親公の雅号をとって自在庵とも呼ばれています。
普段は雨戸が閉められ、室内を拝見することのできない施設となっています。
6月は9日、7月は21日に開放され、僕たち青年部が呈茶席を設ける予定ですので、萩にお越しの際はぜひお立ち寄りください。一服500円でおいしいお茶とお菓子が楽しめます。