十二代 坂倉新兵衛 萩焼煎茶碗 松林桂月 竹の画アリ
作者 | 十二代 坂倉新兵衛 |
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絵付け | 松林桂月 |
状態 | 無傷完品 目立つキズや汚れなし |
刻銘 | 器に「新兵衛」の印あり また「桂月山人」の自筆あり |
縦幅 | 約6.0cm(茶碗一つの大きさ) |
横幅 | 約6.0cm |
高さ | 約4.5cm |
付属品 | 共箱・薄葉紙・黄布 |
価格 | ¥60,000 |
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煎茶碗六客揃いです。すべてに山口県萩市出身の画家、松林桂月が竹の絵を描いており、図替わりとなっています。六客並べるとさながら竹林のような風情があり、器としての出来もさることながら、飾ることでも楽しめる逸品となっております。
すべて無傷完品であり、目立つ汚れもありません。使用感が少なく、状態はとても良い方だと思います。
共箱は経年の汚れ、傷みがあり、箱の蓋が反っています。また、虫喰いの痕が二・三箇所あったので(画像緑〇の部分)、念のため防虫処理をし、においがなくなるまで陰干ししておきました。
十二代 坂倉新兵衛
十二代 新兵衛は、萩焼と茶陶の結びつきを強調することで萩焼の復興に貢献し、同時代に活躍した十代三輪休雪(休和)と並んでその功績を称えられている。
萩焼史に残る名人である彼の作風は、格調高く穏やかで、バリエーションに富み、茶人にとってそうであるように、一般の陶磁器コレクターにも人気が高い。
松林桂月
1876年山口県萩市生まれ。師は野口幽谷。
最後の文人画家と評され、1958年に文化勲章を授与されている。
精緻で謹直な描写を基礎に、近代の写生画の流行を十分に取り込みながら、そこに漢籍・漢詩の素養に裏付けされた品格の高い作風を特色とする。
近代南画の振興に大きく貢献し、小室翠雲と共に南画界の双璧と称せられる。帝国美術院会員、帝国芸術院会員、帝室技芸員等を歴任した。