萬古焼 青海波平茶碗
作者 | 不明 |
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状態 | 無傷完品。 目立つキズ・汚れなし |
縦幅 | 約12.6cm |
横幅 | 約12.2cm |
高さ | 約5.5cm |
刻銘 | 本体に「萬古」の印あり |
付属品 | 合わせ箱・黄布・薄葉紙・箱かぶせ紙 |
価格 | ¥30,000 |
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幾重にも重なる青海波は、未来永劫平穏にという願いが込められた吉祥紋。清々しく、爽やかな印象のお茶碗です。
外側は素焼きの肌触りですが、内側には透明釉がかかっていて、お茶が染み込みにくくなるよう工夫されています。
夏期に使用される平茶碗のなかでも小さめであり、お茶を点てるには若干の慣れが必要となるかもしれませんが、量を少な目にすることに留意すれば問題ないと思います。
製作年代、作者ともに不明ですが、状態はとても良く、無傷完品であり、使用感はほとんどありません。お茶碗の底に小さなヒビのようなものが見えますが(画像緑〇の部分)、上から透明釉がかかっているので、これは製作過程でできたものとわかります。また、お茶碗に水をいれて一日おきましたが、水が漏ることはありませんでした。
箱がなかったので、当店で合わせ箱(桐)、薄葉紙、黄布、箱かぶせ紙を用意させていただきました。
萬古焼
江戸時代中期に桑名の富商、沼波弄山(ぬなみろうざん)が、現在の三重県朝日町小向(おぶけ)に開窯したのが萬古焼の始まりとされている。
弄山の没後、萬古焼はいったん途絶えるが、森有節・千秋という兄弟が萬古焼を復興、現在では四日市市と菰野町を主要な産地とし、100を超える窯元と問屋が存在する。