波多野善蔵 萩 茶碗

作者 波多野善蔵
状態 無傷完品
状態は非常に良く、
未使用にちかいです
縦幅
約14.3cm
横幅
約14.5cm
高さ
約 8.7cm
刻銘 高台脇に「善」の印あり
また共箱に作者自筆と印あり
付属品 共箱・共布・栞(三枚)
薄葉紙・箱かぶせ紙
価格 ¥50,000

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 どっしりとした、存在感のある萩焼のお茶碗です。
広く大きな口造り、高台も高く、その大振りで重厚な造りは、高麗の井戸茶碗を思わせる出来となっています。
 萩焼の伝統的な枇杷釉に、灰褐色の窯変が現れ、またかすかに白釉が全体を覆うことによって、様々な表情を見せるこのお茶碗は、間違いなく波多野善蔵氏の傑作のひとつであると言えます。

 状態は非常に良く、キズ、汚れ全くなく、まるで未使用のようです。共箱と三枚のしおり、共布、箱かぶせ紙がそのまま残っており、さらに当店で薄葉紙と緩衝材を用意いたしました。

波多野善蔵

山口県指定無形文化財保持者のひとり。
現代工芸界の重鎮である吉賀大眉に師事し、その豪快な作行は伝統的な古萩茶陶を思わせる。釉薬をかけずに焼き上げて、器の一部を橙色に発色させる「緋色シリーズ」で有名。
1942年 佐賀県唐津市に生まれる
1972年 山口県美術展知事賞
1973年 日展入選(三回)
1974年 現代工芸展入選(三回)
    九州・山口陶磁展第一位(二回)
    山口県美術展文部大臣奨励賞
1977年 第二十四回日本伝統工芸展初入選
1981年 第二十八回日本伝統工芸展「日本工芸会奨励賞」受賞
1986年 田部美術館茶の湯造形展優秀賞
1987年 山口県芸術文化振興奨励賞受賞
2002年 山口県指定無形文化財保持者