貞松院御筆 澄心得妙観
作者 | 貞松院(長州藩毛利家) |
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装丁・軸先 | 紙本 木製 |
状態 | 表装に傷みあり (画像での確認をお願いします) |
最大幅 | 51.5cm |
長さ | 198cm |
付属品 | 合わせ箱(箱書:なし) |
価格 | ¥44,000 |
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「ちょうしん みょうかんをうる」と読みます。澄んだきれいな心で物事を見れば、誤りのない妙観を得られる、という意味で、迷いの多い私たち現代人にとって、ハッとさせられる字句ではないでしょうか。
悩みのあるとき、考えれば考えるほどよくないことを想像してしまうときに、『澄心得妙観』と心のなかで唱えて深呼吸してみるのも良いかもしれません。
茶を点て、このお軸のそばで一服してみると、自ずと妙案が得られそうな気がします。
毛利家の縁のもので、書は良く眼にしますが、茶掛というのは珍しく、今後なかなか出ないものだと思います。ですが表装に多少傷みがあるのでこのお値段にいたしました。
状態は傷みがあり、表装に虫食いの痕が数か所あります。古い物ですので、紙自体にシミや折れも見えますが、目立つものではありません。
貞松院(長州藩毛利家 八重姫)
名は八重子のち愛子に改める。文政三年江戸に生まれる。
萩藩主毛利齋熈(モウリナリヒロ)の第五女であり、徳山毛利元蕃(モウリモトミツ)に嫁ぐ。
明治以降、郷里萩の八丁邸に住まい、明治三十三年(1900)八十一歳で没する。