十ニ代 田原陶兵衛 萩ぐい呑(10)
作者 | 十ニ代 田原陶兵衛 |
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状態 | 無傷完品。 目立つ汚れもありません。 |
縦幅 |
約6.5cm |
横幅 | 約6.5cm |
高さ |
約5cm |
刻銘 | 器の裏に「陶兵衛」の印あり。 また共箱に作者自筆と印あり。 |
付属品 | 共箱・共布・箱かぶせ紙・薄葉紙 |
価格 | ¥14,000 |
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萩焼の酒器です。ぐい呑とも呼ばれています。
状態はとても良く、無傷完品であり、目立つ汚れもありません。
共箱と共布、箱かぶせ紙が付属します。
十ニ代 田原陶兵衛
大正14年に十代陶兵衛の二男として生まれる。号陶兵衛。父や兄十一代陶兵衛に陶芸を学び、兄の死去により十二代を襲名。
十二代田原陶兵衛は名工であり、特に茶道への造詣を深め、茶陶中心に作品を発表した。
田原家は江戸時代から続く、長門深川萩の陶芸一族としての名跡であり、現在は十三代が窯を継いでいる。
1925年 山口県長門市に生まれる。
1944年 旧制山口高等学校在学中に召集を受けて満洲に渡る。
1945年 シベリアに抑留される。
1948年 抑留先のシベリアから復員後、長兄十一代田原陶兵衛に後継者不在の為、家業を継承。
1956年 十二代田原陶兵衛を襲名。
1981年 山口県無形文化財保持者に認定。
1991年 六十六歳で没。