十一代 中川浄益 群舞 蓋置
| 作者 | 十一代 中川浄益 |
|---|---|
| 状態 | 無傷完品 使用感もほとんどなく、 未使用にちかい |
| 縦幅 |
約5.5cm |
| 横幅 |
約5.5cm |
| 高さ | 約5.2cm |
| 刻銘 | 共箱に作者自筆と印あり |
| 付属品 | 共箱・黄布・薄葉紙・箱かぶせ紙 |
| 価格 | ¥80,000 |
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細密に描かれた蝶の模様は、まるで生きているかのように舞い、金色の雲のように群れをなしています。
作者は千家十職の錺師 十一代中川浄益。名匠と称された技術が遺憾なく発揮されています。
状態は無傷完品であり汚れもなく、使用感はほとんどありません。
付属品は共箱が残っており、さらに当店で薄葉紙と黄布、箱かぶせ紙を用意させていただきました。
十一代 中川浄益
中川浄益は千家十職のひとつ、金物師の中川家当主が代々襲名する名称である。
元々は甲冑を作っていたが、茶道具を初めて手掛けた初代中川與十郎が紹益を名乗り、二代目浄益以降の当主は『浄益』という名を継いでいる。
中川家は錺師ともいわれ、金工細工の精巧な茶道具を得意とし、優れた金工の技術を継承してきた。その作品は金属を鍛造して製作する槌物と鋳造による鋳物が主である。
1920(大正9)年 十代浄益の長男として京都に生まれる。幼名を紹真という。
1940(昭和15)年 十一代浄益を襲名。
2008(平成20)年 逝去。十一代亡き後、当主の座は空席が続いている。
