十代 田原陶兵衛 萩茶碗
作者 | 十代 田原陶兵衛 |
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状態 | 無傷完品 |
幅 | 約15.5cm-16cm(最大幅) |
高さ |
約7cm |
刻銘 | 「陶兵衛」の丸印 |
付属品 | 極め箱(十二代陶兵衛) 布・しおり |
価格 | ¥40,000 |
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おだやかな枇杷色の釉薬に、雪のような白い釉薬を化粧掛けした、伝統的な萩焼のお茶碗です。
高台がやや高めであり、そのため立ち姿が美しく、アクセントとして高台付近にヘラ削りが施されていて、見どころの多いお茶碗となっています。
口が広く浅めの造りなので、夏用の平茶碗として作られたものと思います。
箱書きは十二代田原陶兵衛。
「先考之作」とは、亡き父の作という意味であり、このお茶碗が十代田原陶兵衛の作であると極めています。(十一代陶兵衛は十二代の兄にあたる)
十代 田原陶兵衛
生年不詳ー昭和14年(1939)
明治10年(1907) 十代田原陶兵衛を襲名。
田原家は長門深川御用窯(深川萩)の、陶芸一族として有名。
現在は十三代陶兵衛がその名跡を守り、茶道においては裏千家との結びつきが強く、萩焼の窯元のなかでも五本の指に入る名門である。