[2021/10/02]淡交会青年部 東中国地区リモートブロック研修会

 毎年各地で行われる茶道の研修会、淡交会青年部ブロック研修会。今年は東中国ブロックが、リモートで開催すると聞いて参加してみました。
 東中国ブロックは、岡山と広島の一部地域の青年部で構成されるブロックで、特に知り合いがいるわけでもなく、軽い気持ちで「リモートならやってみよう」と思った次第です。

 今回のテーマは「お床について(お花の入れ方)」。正直、あんまり興味のないジャンルです。しかしだからこそ、真剣に学んでおかなければなりません。業躰先生による講演のあと、用意しておいた花入れに、かき集めたお花を入れてみました。
 その結果がこの画像です。

 花入れは一般的な花器ではなく、古い深川焼(長門の焼き物)の徳利を使用しました。10月ですので、お月見感を出したかったのです。お花は七種くらいあったのですが、花入れの口が細いので、あまり詰め込むと窮屈な気がしたため、三種のみ活けています。ススキはその辺にはえていたものから、なるべく細く小さいものを選びました。

 最初のイメージとはかけ離れた、あまりパッとしない出来となりましたが、やれるだけのことはやってみました。こういった研修会は、これまでは直接現地に行かなければ参加できないものでしたが、リモートなら気軽に参加できるのが嬉しいところです。とても良い勉強になりました。

2021年11月10日