[08/13]大照院 万灯会 呈茶席
大変暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。年々暑さが厳しくなり、今年は特に危険な猛暑となりましたが、お体に気をつけてご自愛ください。
今年はそんな暑い日に涼を提供すべく、萩市の大照院において呈茶を行いました。

毎年8月13日の迎え火に、毛利家の菩提寺である大照院で万灯会が行われます。この日は約600基ある石灯篭に火が灯され、幽玄な世界を楽しむことができます。
僕たち裏千家淡交会萩青年部は、今年初めてこの万灯会で呈茶席を設けさせていただきました。大照院の境内という素晴らしいロケーションの中、予想していたよりも数多くのお客様にご来席いただき、皆さんにとても喜んでいただけました。

今回は真夏の茶席ということで、ひとつ大きな工夫がありました。それは、湯を使わないということです。
お点前をしている釜の中には、キンキンに冷えた氷水。皆さんおいしそうに喉を潤していかれました。
今回は目の回るような忙しさで、灯篭の写真を撮る間もありませんでした。もし次回があれば、次は灯篭の写真を撮影したいものです。
来月の9月8日には、萩指月城址で、花江のお茶室を使った呈茶席が設けられます。お点前はありませんが、毎月しつらえには工夫をこらしているので、ご来萩の折にはぜひお越しください。